すたっふブログ
BLOG
藤岡の名工
こんにちは建設の塚越です。
秋も深まり、朝夕めっきり冷え込んできました
インフルエンザの話題をちらほら耳にするようになり・・・
今シーズンはワクチンが少ないそうなので、うがい手洗いをまめに行いしっかり予防しましょう
藤岡で活躍する名工、達磨窯で藤岡瓦を製造する「共和建材」、鬼瓦職人鬼師「山口瓦店」にお邪魔して来ました。
戦後復興の昭和30年代には藤岡の瓦産業は最盛期を迎え、80軒を超える窯元があったそうです。
次第に洋風建築が増え瓦の需要が減りはじめ、また大量生産の瓦が出回るようになっていき、藤岡市内の瓦業者が激減したのだそうです。
「共和建材」の達磨窯です。
国内でも数基となる達磨窯のうち、二基が共和建材にあります。
達磨窯を用いて伝統的な燻し瓦製法で瓦を作る職人は五十嵐さんただ一人だそうです。
次に「現代の名工」を受賞された鬼師の山口さんがいる「山口鬼瓦店」を見学させていただきました。
鬼師とは鬼瓦の図面を引き、土を練り、鬼の顔を形造り、細部をヘラなどで彫り込み、自らの手によって造り上げる技を持つ職人のこと。
鬼師の製作した鬼瓦は、藤岡瓦の伝統芸術の素晴らしさを象徴するものと言われていたそうです。
鬼師の製作した鬼瓦は、藤岡瓦の伝統芸術の素晴らしさを象徴するものと言われていたそうです。
藤岡の瓦産業は衰退の一途をたどってるのが現状ですが、素晴らしい技術は次の世代に受け継がれていかなければならないと強く感じました。
右上瓦は来年の干支の戌(いぬ)だそうです。
なんと当社のカウンターの上にも山口さんの作品干支の藤岡瓦が飾ってありました。
毎年藤岡の瓦業者さんから年末に届けて頂いています