すたっふブログ
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ブルーノ・タウト
梅雨真っ只中ですね
うっとうしい季節ですが・・・色とりどりの紫陽花が咲いていて心を和ませてくれます
じめじめに負けないよう体調管理に気をつけている建設の塚越です。
先日高崎で「ブルーノ・タウト」のデッサンや作品等々・・・貴重な品々を見せて頂けるということで行って参りました。
「ブルーノ・タウト」は20世紀を代表するドイツの建築家・都市計画家で、ガラスの家や鉄のモニュメントで有名ですよね。
2008年にユネスコ世界遺産にもモダニズム集合住宅群・6つの集合住宅にも登録されています。
晩年ナチスの迫害により、亡命先を探している際に、日本を訪問しそのまま日本に亡命しました。
その間の2年3ヶ月を高崎の少林山にある達磨寺境内の洗心亭で過ごしました。
その時に、家具・竹・和紙・漆器などの日本の素材を生かし、モダンな作品を発表したのだそうです。
拝見した一部ですがご紹介します。
傘建てのデッサンや、ガラスの建築積み木、キャンドルスタンドなどです。
日本では建築方面の仕事にあまり恵まれなかったそうですが、高崎の地で地元の職人によって「ブルーノ・タウト」のデザインは新しい工芸品となって生産されました。
驚いたことに「ブルーノ・タウト」のデザインしたものを作り出す、技術を持った職人さんがたくさんいたのですね。
そう言えば高崎市の町名には、鍛冶町、鞘町、白銀町などありますものね。
現在「ブルーノ・タウト」の貴重なデッサンや作品を展示する場所を検討しているそうです。