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上野三碑
こんにちは、建設の塚越です
クリスマスイルミネーションが目を楽しませてくれる季節となりました。
都内の丸の内のイルミネーション
街灯のイルミネーションも綺麗ですが、ビルの中にもあちこちにクリスマスツリーが
先日記憶遺産国内候補に決定した「上野三碑」(こうずけさんぴ)の講演会&見学会に行ってきました。
「上野三碑」とは、高崎市南部地域に所在する7~8世紀にかけて造立された3つの石碑(多胡碑・山上碑・金井沢碑)の総称で、それぞれ国の特別史跡にしていされています。
上毛カルタでも有名な吉井町にあります「多胡碑」
山名町「山上碑」(やまのうえひ)及び古墳
高台にあるので、180段程の階段を登らないとなりませんが、そこから山名・藤岡の街が拓けて見え、眺めはとてもいいです
高崎の山名町、城山団地の登り口にあります「金井沢碑」
それぞれの碑文から、1300年前頃の地方行政制度の在り方、古代豪族の婚姻や氏族のつながり、仏教思想の広がりなどをが明らかになり、また文字を駆使し、石碑を建てる文化は、飛鳥時代に朝鮮半島や中国からもたらせたものだそうです。
現在はあまり人気のない群馬県ですが・・・
遠い昔「上野の国」当時では日本の中でも高い文化度を誇っていたと考えられるそうですよ。
三碑とも、半径5Km以内の非常に隣接した位置にありますので、興味のある方は是非ご覧になって下さい。