住建産業堀越は藤岡を中心に、高崎、伊勢崎、富岡エリアで新築・注文住宅・リフォームを手掛けています。

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地盤調査


「こんにちは」と言うより、既に「こんばんは」と言う時間になってしまいました。
営業担当ということで、大木は今日も朝から、商談・打合せなどで慌ただしい1日でした043.gif本当に有難いことです!
ちょうど今この時間、外は台風の影響でものすごい風と雨です057.gif

さて、今回は地盤調査についてですが、この内容は別のスタッフからも以前何度か
ご紹介させて頂いているかも知れませんが…、まだご存知ない方の為に改めて。

住宅における地盤の調査は、一般的に「スウェーデンサウンディング式」が最も採用されているかと
思います。
地盤調査_e0264523_198314.jpg
ちなみにこの機械、耕運機のようなものを改造して造られているらしいのですが、1台の価格は
なんと高級外車1台分に匹敵するそうです!!005.gif
調査の担当の方曰く、「高級車は仕事はしないですが、こいつは働いてくれますからね003.gif」なんて言ってました。
なるほど001.gif

話が少しずれちゃいましたが、調査は専門のオペレーターが入力操作をし、調査機を動かします。
基本的には建物の配置が決まった上で、建物の4隅と中央部の計5ヵ所、調査を行います。
(事前に配置図通りに、現場監督が地縄を張ってくれます)
具体的にどのようなやり方かというと、ロッドの先端がスクルリュー型になっていて、スタートボタンを押すとそのロッドに自動的に、25kg,50kg,75kg,100kgと徐々に負荷がかかり、100kgになった段階から回転が始まります。
地盤調査_e0264523_19233949.jpg

そのロッドが「25cm沈むのに半回転を何回行ったか」を計測していきます。その結果は設置されている記録機器に記録されていきます。その場でレジのレシートのような紙が出てきて数値を確認できますが、正式な解析はそのデータを別の専門機関に送り解析してもらいます。
地盤調査_e0264523_1929658.jpg

2,3日後には「速報」として担当の現場監督宛にメールで結果が届きますが、おおよそ10日程度できちんとした形でお客様用の「報告書」が届きます。
お客様はもちろんですが、私達担当営業もその「速報」が届くまで、実はドキドキした気持ちで待っていたりします025.gif
結果が悪いと「地盤改良工事」として、数十万円お客様の費用負担が増えてしまいますからね…
その場合であっても、補強工事の必要性をお客様にきちんと伝えるのが私達の『使命』です。非常に長い期間059.gifそこに建つ住宅で暮らしてして頂く事になりますが、もし目先の費用負担を回避させるため「このくらいの結果ならおそらく大丈夫ですよ」なんて無責任な事を言った場合、地震や沿道の車による振動等でいつか建物が不同沈下しかねません。万一、建物が傾いても数百万円かけて建物を水平に戻すことはできるらしいですが、そんな事はお客様に絶対勧められません025.gif

改良工事が出ないのが一番ですが、もし出てしまった場合でもきちんと改良工事を行えば、地震に対しても大丈夫な建物を建てられますので、ご安心下さい!!066.gif