すたっふブログ
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何が出るかな? 何が出るかな?
ようやく暑さも和らいで 過ごしやすい気候になってきましたね
窓を大きく開けて寝ると明け方ちょっと肌寒い 何かと小言の多い設計の石田です
先日 着工前の現場で高崎市による埋蔵文化財の試掘調査がありました
(※埋葬文化財に関しては高崎市HPをご参照ください)
簡単にいうと
「今度家を建てるところは下に遺跡がある辺りだから 先に調査させてね」
厄介なのがこの調査で遺跡があるとなると
「ちゃんと調査したいから家を建てるのはその後でね」「すぐ建てたいなら遺跡に影響のない工法にしてね」
と どちらにしても何らかの変更が必要になってしまうので
ただただ何も出ないことを祈るばかり・・・
敷地は2ヶ月ほど前に盛土と整地をしたばかりなのに 膝丈の草むら状態
まずは重機で雑草を潰していると 何やら草以外の芳しい香りが
ニラでした 花が咲いていなかったら気が付かなかったかも
調査員の方もちょっとほっこり
試掘調査は建物位置の中央を北から南まで バケットの幅で1Mほど掘削
この辺りは1M程度で古墳時代の地層が出てくるそうです ロマンがありますね
すると
調査員の方「あっ!」 自分「えっ!」
写真ではよく分かりませんが 出てきたのは土器のカケラ
工事の変更が頭をよぎり ドキドキ()しながら詳細を聞いてみると
「出てきたのは少し上の層で コレ一片だけなので どこからか紛れたモノと思います
おそらく(本調査の必要は無しで)大丈夫だと思いますよ」とのことで 一安心
1週間ほどで出来る調査報告書の結果待ちで その後ようやく工事を進められるかたちになります
今回のように 地域によっては建物の建築に関すること以外に
家を建てる前段階で必要な申請、届出等がある場合があり 当然時間と費用が掛かります
住建産業堀越では法令順守を元に業務を行っておりますので
何卒 ご理解とご協力のほど よろしくお願いいたします